5月の誕生石、ヒスイの意味とは

2016/07/15 ブログ

ヒスイは特に東洋では古くから愛されていて、東洋の宝石と言われていることがその特徴の一つです。
その歴史は日本が最も古く、縄文時代の遺跡から勾玉として発見されました。

 

 

 
ヒスイの名はその豊富な色の原石が、美しい翡翠(カワセミ)をイメージさせることからこの名がつけられ、それが中国から日本へ伝わってきました。
ヒスイは古くから中国では、五徳(仁・義・礼・智・勇)を高めるとされています。
すなわち持つ人に素晴らしい人徳や大いなる叡智、落ち着いた冷静さ、ゆるぎない忍耐力を与え、不運や災いから守ってくれると言われています。

 

 

 
「奇跡の石」と呼ばれ、護符として珍重されているのもそのためです。
またヒスイは「玉(ギョク)」と呼ばれることがあります。
玉には神秘的な力が宿っていると信じられ、神や皇帝と結びつけられていました。

 

 

 
現在でも国王の座るいすが別名「玉座」と呼ばれるのはその名残です。
日本でも古くから「豊穣・生命・再生」をもたらしてくれる宝石とされ、神聖であるとともに「幸運・幸福」を運んでくれる宝石として大切にされています。

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